自称アル中が一ヶ月の禁酒を成功できたので、そのやり方についてしゃべります。

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こんにちは。ふぁんたです。

 

物騒なタイトルですが、自分はアルコールを入れることが癖になっていました。

 

幸い、朝や昼間、仕事中に飲みたくなることはほとんどないのですが、夜になるとダメで。

昔書いた記事でも、「帰宅して酒に頼って気絶したように眠る日々。」とあるように、本当に気絶したように夜を終え、次の日の朝を迎える毎日でした。

記憶を飛ばした結果、知らない食事が注文されていたり、友人関係を破壊してしまったり、翌日目覚めた自分へのメッセージが自分の太ももに書いてあったり、医者に余命宣告されかけたりしてしまううちに、どうにかしなければな、という想いがなかったわけではありません。

 

自力でできる範囲でいろいろやりました。いろいろな断酒メソッドの本やネット記事を読み漁ってみたり、病院に予約する前段階として紹介された電話相談窓口の人に相談を持ちかけたこともあります。

 

今回は、そんな自分が、(今回の禁酒については)特に何か大きな引き金があったわけではないのに1ヶ月連続での断酒に成功したメソッドについて話します。断酒に失敗している方に参考にしてほしいという思いで書きます。

 

まず前半で、「入れてほしいスマホアプリ」について話します。これはどこかで読んだ内容です。

後半で、「禁酒するにあたっての考え方・心の持ちよう」について話します。この方法についてはオリジナルです。こっちを参考にしていただきたいと思ってこの記事書いてます。


断酒アプリを入れてくれ

「断酒アプリ」というアプリが無料でいくつかあります。

最後に飲んだタイミングからどれだけの時間が経過したか?というのを表示してくれるアプリです。

飲んだらリセット。0日からやり直しです。

これを入れて、自分の飲酒タイミングを可視化してみてください。

 

 

大丈夫です。これを入れるだけで断酒がスパッと行くとは思っていません。

自分もひどいものでした。

飲酒の間隔の履歴を見ると「2進数か?」と突っ込みたくなるぐらい、0日と1日が並んでいる状態でした。

記録として1日といっても、1日目19時に飲んでリセットして、次の日20時に飲んでリセットしたら間隔は25時間なので1日扱いです。連日飲んでるのに。

 

こんなんじゃ解決しないよーと思っていても、とりあえず入れておいて運用してみてください。そんなに手間はかかりません。

 

これで解決しない場合は、次の「考え方・心の持ちよう」を参考にしてください。

 


心の持ちようについて

次に、とりあえず1ヶ月続けられた断酒を支えた考え方・心の持ちようについて話します。

 

まず、色々な記事や文献やらを読んで書いてあったけど自分には刺さらなかったいくつかの方法を紹介します。

それらのうち1つでもこれを読んでいる人に刺さってそれがその人の断酒の助けになるなら、それはそれでいいです。

 

その後、自分で考えて自分に刺さったメソッドを紹介します。

もちろんこれが刺さってくれたら嬉しいです。

それも刺さらなかったらごめんなさい。そういう場合は自分に刺さるメソッドを自分で考えるのがいいと思います。

 

読んだメソッド(自分には刺さらなかったけど、一般的には有効)

早速、見つけたけど自分には刺さらなかった方法について書いていきます。

方法を見出しに載せた後、それがどう自分に効かなかったかを書きます。

ただ、その詳細を読んだ人にとって刺さる文言でも、自分が刺さらないことを説明することで刺さらなくなってしまうのは嫌なので、なぜ刺さらなかったか?は白文字にして読みにくくします。

 

なので、紹介するメソッドが刺さったら、反転した部分は読まないでください。

 

酒は自分には関係ないと自分に言い聞かせる

何かで読んだけど、結局夕方から夜にかけて襲ってくる飲酒欲には勝てなかった

ダメなものはダメ!と言い聞かせ自分を律する

コレ自体は1ヶ月禁酒に成功した後に知ったメソッドなので、もしかしたら有効かもしれない。

酒を買わないというルールを自分に課す

外で買ってこなきゃ、飲もうにも飲めないわけです。

でも結局、外で飲むかちょっとだけ買ってくるかしたことがトリガーになって、気がつけばもとの生活に逆戻りしたりAmazonから箱で届いたりしてしまうわけです。

代用のノンアルコール飲料や炭酸水などでごまかす

初日はいいんです。初日は。

2日3日と続けているうちに、ノンアルコール飲料の中にアルコール飲料がまじり始めます。

それを乗り越えられたとしても、代替品の飲料のストックが底をつきた次の日からもとの生活に戻ってしまいます。

自分がなりたい姿をイメージし、そうなった周りの目を考えて自分を酒から遠ざける

言うは易く行うは難し。

長い人生の中でその瞬間だけ決意した意思など、半日もすれば忘れてしまいます。

心に余裕ができればそれを思い出して決意を新たにすることもありますが、決意の力が弱くなったタイミングと飲みたくなるタイミングが重なる時が必ず訪れます。おしまいです。

それに、周りの目を想像したところで、結果断酒に成功して周りがそれに気づかないという可能性だって普通にあるわけです。そうなったらもうモチベーションが折れてしまいます。

外発的動機づけに頼るのはやめたほうがいいです。これは本当に続かないので。

日々かかる酒代を計算してみる

冒頭で「やりたいことリスト100」の記事を紹介したのですが、実はこれと似た「欲しい物リスト100」を作って記事にしようという試みを何度かしているのですが、1つも思い浮かばず、ボツになっています。

つまり、いくらかかっているかを計算できたところで、それにかかる金額が浮いたからと言ってそれをどうしたいかという目標が全く立たないので、これがモチベーションとして機能しません。助けてください。

 

自分に刺さったメソッド

ここまで読んで、反転した文にもある程度共感してくださってしまった人がまだいるかと思います。

自分に刺さったことで、とりあえず1ヶ月禁酒が続いたメソッドについて話します。

 

 

 

まず、あなたはどれぐらい飲みますか。

一日でどれぐらい、一週間でどれぐらいの飲酒量ですか。

 

それは、適量と言われている飲酒量の何倍ですか。

純粋アルコール量で、男性なら20g、女性なら10g程度が適量と言われています。

その何倍ですか。

僕は最高で10倍を超えたことがあります。コンビニで売ってる900ml入りの焼酎の紙パックを1日で空にしたことがあります。こんなことを自慢しても仕方がありません。

 

たぶん、結構な量になると思います。ストゼロ500mlで2.25倍ぐらいですので、計算してみてください。

だいたい、思いっきりオーバーしてるんだと思います。それはそうでしょう。ここまで読むぐらいですから。

 

 

次に、自分が酒飲みだと言うことを知っている周りの人を思い浮かべてください。

自分の場合、職場の人は知らなくても、長い付き合いの人だったりツイッター上で自分の痴態を目にしている人だったらそこそこいてしまうと思います。

 

その人達から、酒飲みとして認識されているエピソードの1つや2つ、あるんじゃないでしょうか。

まだ普段の2割ぐらいしか飲んでいないのに、飲み過ぎじゃないかと家族から言われた経験とか。

串カツのお店のチンチロで、倍の量のハイボールが出てきても全く動じないのはお前ぐらいと言われるとか。

そういう「自分と酒は切っても切り離せない関係にある」と言えるようなエピソードがあると思います。

 

それでわかるのは、自分があって酒があり、酒があって自分があるというのが当然な生活を常に送ってきていたということです。

それぐらい一心同体(?)になっているのです。それが当たり前になっているのです。

それぐらい、あなたは大酒豪です。それこそ、周囲から一目置かれるぐらいの。

あいつといえば酒、と言われるぐらいの。

 

 

自分のメソッドは、「そんな自分から酒を取り除いてみたら、いったいどうなるんだろう?」と考えたことです。

「見た目が良くなるかも」とか「欲しい物が買えるかも」とか、そういうことじゃありません。

結局見た目が変わらなかったり、変わっても魅力的だと思われなかったり。

欲しい物が思い浮かばなかったり、別の方面で散財したことで欲しい物を買える状態じゃなくなったり。

それらをモチベーションにするとこういった思わぬ挫折が考えられるので、「モチベーションを自分の外に置く」方法はおすすめできません。

 

「自分と酒、セットで当然だと思っていたものを外してみたら、自分はどうなるんだろう」と、小学生の自由研究ばりに好奇心を持ってみるということが大切だと思っています。

 

とりあえず「当たり前の組み合わせを捨ててみると、どうか?」という、自分を使った実験だと思ってください。

 

思い切ってやめる!だと続きません。無理です。

思い切ってやめてみたらどうなるんだろう?と考えたことで、ここまで続いてきた気がします。

 

共有の意味もあり、自慢の意味もあり、自戒の意味も込めますが、今までの禁酒カウンターの記録を貼ります。

 

 


 

正直、1ヶ月続いた、なんて偉そうに書いてますが、1回なにかの付き合いか魔が差したか何かでアルコールに触れてしまったら、このメソッドを使ってももう禁酒する考えに戻ってこれないかもしれないな、と思って書いてます。

それぐらいギリギリなんです。続ければ何かが変わることに期待しましょう。助けてください。

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