U149のアニメがめccccっちゃよかったので、バンジージャンプ跳んできた【聖地巡礼解説版】
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こんにちは。ふぁんたです。
さて、皆さん、アイドルマスターシンデレラガールズU149のアニメは見ましたか?
え?見ていない?
見てきてください。少なくとも4話まで。3話も好きだけど4話まで見てきてください。
4話のネタバレをめちゃくちゃしますよ。
見ていない人はいませんね?
見ていないけどネタバレ気にしないからいいって?
見てきてください。人生にとても良い効果があります。最高なので。
もうそろそろ大丈夫ですかね?
さて。
桜井桃華回、素晴らしかったですね。
原作では15メートルそこそこの、遊園地にあるレベルのバンジージャンプだったのが、アニメでは打って変わって橋からジャンプ。
原作のほうはわからない(よみうりランドらしい?)のですが、アニメだと「雷神大吊橋」という表記がありました。
今回は、そこまで行ったうえ、バンジージャンプ跳んできました。
そこで、聖地巡礼ガイドを作りつつ、「これってこういうことだったの!?」というようなことを、自分が飛んできた経験談交えて語ろうと思います。
なお、「普通のバンジージャンプ体験記が読みたいんだけど…」という方におかれましては、こちらの記事を見ていただければと思います。
こちらは、U149成分0となっております。
(この記事では、これからアニメ映像の切り抜き引用をたくさんします。
全部アイドルマスターシンデレラガールズ U149の4話の切り抜きです。)
Contents
体験記
バスに45分ほど揺られると、お目当ての橋につけます。
大きな吊り橋の、バスの停留場側には、駐車場、おみやげコーナーというかおみやげコーナー用の建物、自販機やトイレ、そしてバンジージャンプの受付があります。
対して反対側には、特に何もありません。鐘と休憩用のベンチがあります。
アバウトな図で申し訳ないです。凝ったらより酷いものが出来上がったので、これで勘弁してください。
自分が撮った写真は、※1の場所から橋を向いて撮ったものになります。
跳ぶまでの準備…の前に
吊り橋を渡るのは有料ですが、バンジーを跳ぶ人は無料になります。通行してもいいことを示すスタンプを左手に押してもらえます。
なので、一旦受付でスタンプを押されてから、これから跳ぶことになる場所の下見に行きましょう。
橋は別に交通の要所になっているわけではなく、観光スポットです。
橋の上に出ると、景色がいいことに気づきます。
山の景色が非常に良く、また下が川になっているので、高いところから川の景色も楽しむことができます。
まあこれからそこに向かって跳ぶんですけど。
橋の途中、透明な床から下の景色を見ることができるようになっていて、これもまたなんかちょっと怖いです。
まあ、これからもっと怖いことをするわけなのですが。
向こう岸につくと、龍の絵と鐘、あとはまあなんかちょっとした休憩スペースがあります。戻ってくるしかない…
のですが、ここに聖地巡礼要素がありました。
これ。橋を渡った向こう側の景色そのままです。休憩所はありますが、龍の絵はありませんでした。
この絵もここからの景色です。ここからだと確かにバンジーを跳ぶ人がよく見えるんです。
反対側からでも見られることは見られるのですが、こっちのほうが飛ぶ人が誰かがわかりやすいんですよね。
かわいいですね。
ひとしきり見たあとは橋を引き返し、バンジージャンプの受付にいきました。準備開始です。
跳ぶまでの準備
まず、誓約書にサインをします。
跳び方によっては首や体が痛むことがありますよ、エクストリームスポーツってそういうもんですよ、訴えないでくださいね、ボクサーってリングで殴られても訴えないでしょ?みたいな話に同意する必要があります。
次に、写真を撮ってもらえるサービスを入れるかどうかを決め、お金を払います。
友達と来ている場合などは必要ないかもしれませんが、場所が場所なので跳ぶ瞬間にスマホを持っていることはできません。欲しい場合は撮ってもらいましょう。
ちなみに、跳ぶ場合は19000円、カメラ撮影が4000円です。
…アニメでは描写されていませんが、
「このカメラ撮影のオプションを付けたか?付けなかったか?」という問いが考えられます。
今回、この記事で、答えが出ます。
4話冒頭のアニメ切り抜きです。ここはちょうど「※1の場所からバンジー受付側を向いて撮った写真」になります。
実在する龍神バンジーの受付看板も、「Raijin Bungy」に変わっています。龍の絵もこんな感じでした。
自分が行ったときは置いてある机が90度横に回転していました。
すごい再現度です。
受付に入り、装備を準備します。
荷物をロッカーに入れ、ハーネスを着用します。スマホはまだ持ってていいみたいです。
肩と腰を中心に防具をつけられるような感じです。たぶんロープの負荷を分散させるのかな、と思ってました。
これを準備したのは、先程の画像の左奥、アニメでは水色のビニールのようなものがある部分です。
ここは本来、透明なシートがかけてあり、奥にハーネスやロッカーがあります。
ちなみにその右の水色のビニールは受付カウンターです。ここに体重計もあります。
現実の自分は、ハーネスを装備して橋に向かいます。
橋の中央に関係者以外立入禁止の扉があり、そこから一階層下に降りられます。
急にアニメを使っての解説です。
ここです。これは橋の真ん中から駐車場側を見たときの画角ですね。
なんか開いてはいけなさそうな扉が開いているのが手前に見えると思います。ここから降りれるんです。
で、降りると下はこんな感じになります。
手前の右矢印が、「階段を降りてくる矢印」です。
中は柵で仕切られており、真ん中のエリアが「跳ぶためのエリア」になります。
地面に赤い矢印が書いてあるエリアですね。灰色の線は一応引きましたが、ここには柵がありません。
ここから飛び込む、ということです。
まず左側に案内され、色々と説明。真ん中に入ってジャンプ、跳んだあとは右側、という流れでした。
左手に案内され、まずは足に装備をつけられました。めちゃくちゃきつく締められました。
これが命綱になるので、我慢して履きましょう。
その間に、流れを説明されます。簡単に説明します。
①跳びます。
②跳んだあと、上から「引っ張って」と合図があります。足元にある赤いロープを手に取り、右側に引きます。すると姿勢が安定します。
③上から赤い輪っかが降りてきます。確実に手元に届くよう、上から繋がっているロープに通す形で降りてきます。手元まで来たら、それについている金属の輪っか(カラビナ)を、お腹とロープを繋いでいる輪っかに追加する形で引っ掛けます。
④引っ掛けたら、引っ掛けたことを上に知らせるため、大きく腕で丸を作ります。
⑤そしたら引き上げます。
きちんと聞きましょう。空中で一人で、わからなくなっても誰にも相談できません。
赤い紐を右に引く、上から輪が降りてくる、体の輪っかに引っ掛けて、まる。
これは何回も確認されます。きちんと覚えて行きましょう。
この説明を、先程の地図の左上、ここはベンチになっているのですが、ここで聞きました。
まさにここです。この時点で足に何らかのパーツを付けられます。少しずつ緊張が高まってきます。
2~3回確認されたあと、メガネやスマホを置いていくように言われ、ついに真ん中のエリアへ。黄色と黒の縞模様が施されたベンチがあり、そこで最終確認です。
まさにこのベンチです。このベンチだけ背もたれがあり、黄色と黒の縞模様が施されています。
跳んだあとのデモンストレーションを最終確認し、足に紐が装着されます。
この時点で、足の歩幅の自由がほぼなくなります。両足の間にチェーンが繋がっていて、自由に歩けません。
本当にすごい再現度のアニメだと思います。
ここの動き、非常に歩きづらそうにしています。
チェーンが繋がっており、歩幅を取ることができないためです。
ベンチから立ち上がり、橋の足場の縁へ歩きます。
つま先を1/3ほど外に出し、まっすぐ前を向きます。
ここでつま先を1/3ほど前に出す、というのは跳ぶ直前に指示されるのですが、
本当に再現度の高いアニメです。こんな感じになります。
ちなみに、多分下は見ないほうがいいと思います。
後ろから見るとこんな感じ…のはずなのですが、自分はいい景色を眺めていただけなのでこのアングルからは見ていません。
覚えているのは、手を伸ばせば上にある斜めの鉄鋼部分に十分手が届いたなあ、ということぐらいでしょうか。
いい景色です。緊張で心ここにあらずです。
両側にクルーが立っていて、カウントダウンを始めます。
「5,4,3,2,1、バンジー!」
旅館のベッドに飛び込むかのようなポーズで、橋の外へ、跳びました。
普段、このポーズでジャンプをするときは、早くとも1秒後には物体に触れ、それに支えられます。
今回はそれがありません。ずっと落ちていきます。脳が「何をやらかした!」みたいな警告を発します。
5秒ほど落ち、落ちた高さの8割ぐらいをゴムが引っ張り上げ、また落ち…を3往復ぐらいしました。
二往復目ぐらいには、櫻井桃華を思い出すぐらいの心の余裕があったのを覚えています。1往復目は無理。
恐怖というより、何にも支えられていないという不安(ロープは付いてるけど)が大きかったのを覚えています。
上から「引っ張って!」の声。足元のロープを引っ張るサインです。
今、上下逆です。
重力に逆らって顔を上げ、足元にあるらしいロープを探さねばなりません。
しかも頼れるのが自分だけ。ここでミスって違うロープが外れてしまおうものならおしまいです。一巻の終わりです。明日のニュースです。しかもそれを見ることはもうありません。
軽くパニックになりましたが、ちゃんと頭を上に起こすことで見つけた赤い紐を右に引き、天地逆の状態が解除され横向きになりました。
まさにこれです。足元にある紐をどうにかこうにか見て、右に引っ張らなければなりません。
上から丸い輪っかの付いたロープが降りてきました。自分のお腹の金具にカラビナを装着します。
ここでもし、上位存在のいたずらか、何かの拍子でゴムが切れてしまったら…
そう考えると恐ろしく、ただ金具をはめるというだけなのに、なかなか思うように行かなかったのを覚えています。
無事接続でき、まるのポーズ。
上へと引き上げられていきました。
上で、足の装備を外され、感想を聞かれます。
足が笑うんですよ。地面に立っているということの安心感とともに、とんでもないことをしたな、という達成感も襲いかかってきて。
こんな顔にもなります。
自分はちょうど桃華の後ろの柵に捕まって、生還できたことを実感していました。
「あー、怖かった!」も自然と出ました。
膝が、笑っている。
その後受付まで歩いて戻り、ハーネスを全部外して荷物を受け取って。
最後に「認定証」をいただきました。
今日、勇気を出して困難を乗り越えたことをたたえ、今日の経験がいつかきっと役に立つ、ということを示すものです。うれしい。
しかもこれを持っている、もしくは写真に撮っておくと、他のバンジージャンプの施設が安くなるようです。
で、おみやげコーナーの横には橋がよく見える休憩所がありまして、
ここから橋のほうを見ると、バンジーを飛ぶ人がよく見えるんです。
満足感に酔いながら、自動販売機で買った水を飲み、今回の挑戦は終了です。
そうです。
ここです。あるんです。
ちょうどおみやげコーナーの右側、橋が見えそうな位置がここなんです。
一番上の見取り図でいうと※②のあたりがここになります。
感じたこと
バンジージャンプを実際に跳ぶことで、自分が感じたことについて詳しく…
語るのはオタク要素なしの記事の方に任せたいと思います。
一部抜粋してお送りします。
景色全部独り占め
赤い紐を引いて体が上下逆から横向きになってから、上に引き上げられるまでの時間。
周りには誰もおらず、というか足場もなく、ドローンにでもなったかのようなちゅうぶらりん。
そこから見える景色は、その瞬間、全部自分のものになったような気持ちになる。
前後左右に上と下まで全部、誰もいなくて自分だけ、しかも絶景。
一国一城の主にでもなったような気持ちがある。この瞬間は本当に清々しかったです。
まさにこれ。跳んだ者にしか与えられない極上の時間です。めっちゃよかった。
跳んだことがない人へ
ここまで読んでいただいた、バンジージャンプをしたことがない人へ。
一回やってみてほしい。一瞬でいろんなことを考えるから。
非日常を感じたいとか、そういう人にもおすすめです。
自分はこの経験で、人生観がちょっと変わったのではないかと思う。
普段何気なく歩いている地面が、こんなにも自分に安心感をくれていたとは、みたいな気付きに至りました。
あと、「自分が体験して語るのが本物、聞きかじりだけで済ませるのは偽物」みたいな思想にもたどり着きました。
いっぺんやってみてください。たぶん、悪い影響はないと思いますよ。値段以外は。
アニメ内では語られなかった要素2つ
せっかくなので、実際にバンジーを跳んだからわかった、アニメ内の要素について、2つ触れておきます。
まる、の真意
アニメ本編にこんなシーンが有りました。
大丈夫ですかー!
まる。
この行動ですが、アニメの中では特にどういう意味かは説明がありません。
多くの視聴者はこれを見て、
「(後ろ向きに跳んで怖かったろうけど)大丈夫ですかー!」
「(めちゃくちゃかわいい、周りのファンも意識したアイドルスマイル)」
とか
「(初めてのバンジージャンプだったけど)大丈夫ですかー!」
「(ボサボサな髪になってちょっと呆けてることで普段より子供っぽさが増した笑顔)」
とかをイメージされると思います。
しかし、多分そうではないです。野暮な解説になってしまいますが。
大丈夫ですか、の直前、
この状態。
この直後、大丈夫ですか、のカットに切り替わり、まる、になります。
ここで、バンジーの注意事項をもう一度振り返ってみましょう。
(この引用欄はシンデレラガールズからの引用ではありません。)
①跳びます。
②跳んだあと、上から「引っ張って」と合図があります。足元にある赤いロープを手に取り、右側に引きます。すると姿勢が安定します。
③上から赤い輪っかが降りてきます。確実に手元に届くよう、上から繋がっているロープに通す形で降りてきます。手元まで来たら、それについている金属の輪っか(カラビナ)を、お腹とロープを繋いでいる輪っかに追加する形で引っ掛けます。
④引っ掛けたら、引っ掛けたことを上に知らせるため、大きく腕で丸を作ります。
⑤そしたら引き上げます。
そうです。
確実に手元に届くように、ロープの間を通す形で降りてきた赤い輪っかが、胸元の金具に引っ掛けられています。
つまり先程のシーン、真意はこうなります。
(引き上げて)大丈夫ですかー!
いいよ。
ちなみに、引き上げられるときはだいたいこんな感じになります。
このありすもお腹に輪っかがあるので、跳んだ後落ち着いて引き上げ準備を待っているようなタイミングだと思われます。
番組スタッフはカメラ撮影オプションをつけたか?つけていないか?
この問題に答えを出すときが来ました。
カメラ撮影のオプション、自分はつけたのですが、そのカメラマンさんは右奥にいました。
ちょうどこの画像だとRaijin Bungyのロゴがある柵よりも一つ奥の柵のあたりにカメラさんはいました。
そこから連続で撮影され、画像の右手前の発泡スチロールが積んであるようなところの上にPCが乗っかっていますが、これで写真の出来を確認することができます。
で。
ここから数枚、自分が撮影された写真を連続で貼ります。
…これは…
同じなんです。画角と、連写間隔が。
なので結論として、「カメラ撮影オプションありで番組が撮られた」と思います。
…まあ、アニメにするための取材で確実にカメラ撮影のオプションありで跳んだ人がいる、ってことなんでしょうね…お疲れ様です…
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